芸術の秋! 国立西洋美術館の「ハプスブルグ展」に行ってきました!
こんにちは。
ロッテシティホテル錦糸町フロント担当の宇田川です。
食欲の秋、スポーツの秋、芸術の秋、街路樹の葉も色づきはじめましたが、
皆さまどんな秋をお過ごしでしょうか?
私は先日、国立西洋美術館に足を運んできました。
国立西洋美術館のある「上野」駅までは、JR総武線「錦糸町」駅から、
JR京浜東北線「秋葉原」駅で乗り換えて約16分。
駅から国立西洋美術館までは、徒歩約6分ほどです。
チケットを購入し中へ。
私は平日の夕方に訪れましたが、待ち時間なしで入れました♪
残念ながら、ハプスブルグ展の中は撮影NGでしたので、
昔、教科書などで目にしたハプスブルグ家について、
簡単に復習してみました。
ハプスブルク家は、ヨーロッパを支配したことで有名な名門貴族で、
マリーアントワネットもこの家の一員。
もともとはスイスの一貴族にすぎませんでしたが、
ルドルフ1世が神聖ローマ帝国の皇帝に選ばれたことから、
その輝かしい歴史が始まり、他国の王家と政略結婚を繰り返し、
徐々に領地を拡大、発展させました。
領地を拡大させたのち、近親婚を繰り返し、
血縁関係によって約650年間王位と財力を確保し続けたハプスブルク家。
しかしその資産は、第一次世界大戦に敗れ皇帝の地位を失った際、
そのほとんどを没収されてしまいました。
敗戦後は、日々の生活にすら困窮した時期があるとも言われているそうです。
ハプスブルク家は現在も存続しており、
その血統は、何百年もの間絶えることなく続いています。
マリーアントワネットの母、マザーテレジアは16人もの子供を産んだそうです。
40年もの間、女帝として君臨したことなどを考えながら眺める肖像画は、
考え深いものがありました。
今回、約650年かけて集められた宝物が、
日本・オーストリア友好150周年記念ということで、
甲冑や肖像画、絵画など数多く展示されています。
そして、国立西洋美術館は建物も素晴らしく公式ホームページを見ると、
第2・第4水曜日および毎週日曜日に、建築ツアーを行っているということでした。
フランスの建築家、ル・コルビュジエによって設計された本館や前庭を、
ボランティアスタッフの方の解説付きで見て回るというのは魅力的ですね♪
常設展も素晴らしく、中世末期から20世紀初頭にかけての西洋絵画と
フランス近代彫刻が展示されています。(こちらは一部を除いて撮影OK)
アドリアーン・イーゼンブラントの「玉座の聖母子」や、
オーギュスト・ロダンの「接吻」
パブロ・ピカソの「アトリエのモデル」など、
他にもたくさんの素晴らしい作品が展示されていますので、常設展も必見です!
ハプスブルグ展はグッズも充実していて、何を記念に購入しようか迷ったのですが、
大好きなイラストレーター長場雄さんがコラボされていたので、
ステッカーに決めました。
何に貼ろうかなと、今も迷っています♪
皆さまも、芸術の秋、
国立西洋美術館にて開催中のハプスブルグ展に足を運んでみては
いかがでしょうか?